統合失調症のせいで仕事が続かなかった僕の体験談と対策
どうもりょうです。
統合失調症のせいでなかなか仕事が続かない時の状況がどんな感じだったのか(現在進行形)と仕事が続かないことへの対策について書いていきたいと思います。
同じように統合失調症の人の何らかの役に立てば嬉しいです。
どんな仕事が続かなかったか
Uber Eats の配達パートナー
Uber Eats の配達パートナーは知り合いがやっていて、Uber Eats だけで生計を立てていると言う話を聞いて、「それなら自分でもできるんじゃないか」と始めました。
初めのうちは、ある程度の収入も得られて、1ヶ月あたり6万円くらいは稼げていました。
(ただし、報酬は、時間、地域、プロモーションによって違ってくるのでその辺はご注意ください。)
でも、ある日バイクに乗り続けていたら、なんだかパニック状態?のような感じになってしまうようになりました。
少し休めばパニック状態は治るのですが、また乗り始めるとパニックになるの繰り返しでどうしようもありませんでした。
原因はマジでわからない状態ですが、統合失調症になる前はバイクに乗ってもパニックになることはなかったので、統合失調症がなんらかの形で作用しているのだと思います。
で、これだとバイクに乗り続けるのは危ない。と判断してUber Eats はやめることにしました。(軽く書いてますが、かなり稼ぎとしては良かったのでやめるかどうかそれなりに悩みました。)
Uber Eats をしていた時の詳しい話はこちらの記事でまとめてみます。
建築業(シーリング工)
次に始めたのが、建築業でした。
僕がしたのは建築業の中でも、シーリング工というもの。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、壁と壁の間に挟まっているゴムみたいなやつを打ち込んでいく仕事です。(よくわらかない人は調べてみてください。)
これは父が自営業でしている仕事だったので、それを手伝わせてもらう形で始めました。
ちなみに以前もやっていたことがあって、どんな感じかコツは掴めていました。
でも、初めてみると、なにぶん体がついてこない。
かなり体力を使う仕事なので、一日体力が持ちません・・・
周りを見れば、「同じように仕事している人はたくさんいるんだから、頑張ればなんとかなるんじゃないか」と思われるかもしれませんが、それでも体が言うことを聞かない。
1日休んでも体力が回復しなかったりと、僕にとってはかなりきつい仕事でした・・・
そのため、建築業もやめることにしました。
動画編集者
次に見つけた仕事は動画編集の仕事。この仕事はYouTubeで見つけました。
YouTubeを見ていると動画編集業界が今は伸びているらしく、安定して数十万を稼ぐことも可能だと知りました。
そして、どんな感じに動画編集をするのかもYouTubeで勉強しました。
MacBook Proを買ったり、Adobe Premier Proのソフトとかも契約して簡単な編集はできるようになりました。
でもなかなか、仕事をとってくることができない。
これは僕のやり方が間違っていただけかもしれませんが、クラウドワークス(在宅ワークを紹介しているサイト)で仕事に応募してもなかなか受からなかったり、そもそもいい条件の仕事が見つからなかったりと苦戦しました。
その結果、動画編集者は諦めることにしました。
仕事が続かないことに対しての対策
週2で働いて労働時間を減らす
建設業の後に始めたのが、障害がある子どもたちをみるデイサービスの仕事。
この仕事は、体力面も考えて週2でさせてもらうことにしました。
仕事自体は子供の面倒を見たり、お迎えに行ったりと体力を使う場面はあるのですが、建設業ほど疲れることはありませんでした。
それに週2のシフトなので、1日働いたら次の日は休むことができる。これが良くて今のところ続けることができています。
統合失調症の人は可能なら、続けて仕事をするのではなく1日間に休みを入れて仕事をするのもいいのかもしれません。(もちろん体力的にキツくない仕事なのが前提ですが)
自営業をする
僕はデイサービスの他にもブログを運営して少しですが、収益を得ています。
自営業(ブログ運営)のいいところは、自分の好きな時に働くことができるということです。
空き時間ができたら、PCを開いて少し仕事することもできるし、1日暇ならその時間を使って仕事をガッツリすることもできます。
それでいて、ブログなら月100万円稼ぐことも夢ではありません。
(「いきなり、なに言ってるんだ。そんなの詐欺じゃないのか」と思われたかもしれませんが、実際のところ月に100万円稼いでいるブロガーさんはたくさんいますし、実際に会ったこともあります。)
なので、今後はブログでの収益を上げてブログ一本で生活できるようになれればと思っています。
もし、この記事を読んでブログを始めてみたいと思ったようでしたら、こちらの記事をどうぞ。ブログを始めるための手順をわかりやすく紹介しています。
自営業のデメリット
ただ、自営業もいいことばかりではありません。
統合失調症の症状として、「やる気がなくなる」というものがありますが、自営業をしている時は特にこれに悩まされます。
記事を書いていてもいきなりやる気がなくなったり、ひどいと数週間やる気が出なくてブログに手がつかなくなったりもします。
でも、ある程度休めば回復してまたやる気が出てくる状態なのでなんとか今はブログ運営も続けることができています。
仕事をしたいけど続かない人はどうすればいいのか?
「統合失調症だけど仕事をしたい」という人がこの記事を読んでくれていると思います。
現に僕も統合失調症ですが、仕事をしていないとなんだか気持ちが悪くなってしまうので、どうにかしてなんらかの仕事はしていたいと思っていて現在に至っています。
でも、統合失調症のせいで仕事が続かない・・・
そんな時にできる対策について僕の経験から書いていきたいと思います。
統合失調症でもできそうな仕事を探してみる
統合失調症だとできる仕事は限られてきますが、僕の場合はそれでもできそうな仕事をなんとか探しました。
統合失調症でもできる仕事と言われているのはこんな感じの仕事です。
- 工場で梱包の仕事
- 単調な仕事(水道の検診とか)
- 事務職
- 棚卸しなどの商品管理
- 自営業(ブロガーやライターなど在宅でできる仕事)
「統合失調症でも意外とできる仕事はあるんだなぁ」というのが僕の感想。
工場の梱包など人との会話が少ない仕事もあるので、そういったものを探してみるのも一つの手です。
どうしても家から出たりするのも辛いというのであれば、今の僕がしているような自営業を選択してみるのも一つの手かと思います。
他にできる仕事は意外とたくさんあるので、自分ができそうな仕事について調べてみるのがいいと思います。
知人にできそうな仕事がないか聞いてみる
僕の場合がそうでしたが、知人に仕事がないか聞いてみるのも一つの手です。
そういった職場は融通が効いたりする場合があるので統合失調症がある人でも働きやすい場合があります。(もちろん例外はありますが)
なので、もし知り合いに会うことがあれば「仕事を探しているんだけど」と話しておくのも一つの手ではないかと思います。
ハローワークを活用する
ハローワークでは障害者用の求人があるのでそれを活用するのも一つの手です。
普通の求人と違って最初からこちらが障害者であることが相手に伝わっているので、その分働きやすい環境で仕事をすることができます。(多分)
賃金についても調べてみたらこんな感じで貰えることがわかりました。
平均賃金 | 125,000円 |
30時間以上労働 | 189,000円 |
20時間~30時間労働 | 74,000円 |
20時間未満労働 | 51,000円 |
時給換算2,000円〜くらいはもらえるようです。
「けっこう貰えるんだなぁ」というのが率直な感想。
もちろん全ての職場がこんな感じにもらえるわけではないと思いますが、それでも希望が持てる情報です。
まとめ|統合失調症のせいで仕事が続かなかった僕の体験談と対策
ということで、僕の場合は仕事が続かない時期もありましたが、現在は週2でデイサービスの仕事をしたり、ブログを書いて生活しているという感じになります。
仕事が続かないことに対しての対策ですが、
- 統合失調症でもできる仕事を探してみる
- 働く時間を減らしてみる(週2とかにしてみる)
- 自営業をして自分で時間を管理する
- ハローワークを活用して障害者用の仕事を探してみる
などを挙げてみました。
この記事がなんらかの役に立てば幸いです。
僕が現在行なっているブログのやり方についてはこちらの記事で詳しく紹介しているので、良かったらご覧ください。
では今回はこの辺で!